予約を取り後日、他の病院にてセカンドオピニオンで受診すると、部屋に入ってすぐ先生が曇った顔で、いいことはお話しできないね…と言い、説明を始めました。

『提出をしてもらった2月のPET-CTを画像診断したところ、初診の時点で閉鎖リンパ節に転移しているように見えるので、もともとステージ1ではなくステージ3だと思われます。この状態でホルモン療法なんてやってはいけないことであり、2月のPET-CTでこの状態なら今はどうなってるか早期に色々検査をしたほうがいいです。腹腔鏡下での子宮摘出はステージ1が適用の範囲であり、今の現状では開腹手術しかないです。
手術をする時は卵巣など付属組織も摘出する、準広汎子宮全摘術が必要となります。
もし、今の病院で(勧められないが)腹腔鏡下で子宮摘出してそれを病理検査した後、リンパ節の転移に気づいてその後は開腹手術になると思われます。』と説明を受けました。

ホワイトボードに絵を書いてもらったり、画像を見せてもらいながら細かく説明を受け、現状を理解することができました。
今までの主治医の先生は、検査をしても細かい説明がなく、私自身が病気を受け入れられてないこともあり、言われたことをなんとなくで理解して漠然とした不安をずっと感じていました。

もともと子宮摘出への諦めをつけるためにセカンドオピニオンを受けに行ったのに、それどころではない大変な状態だということがわかりました。

正直、この半年間やっていたホルモン療法や、子宮内膜掻爬の手術はなんだったのかとショックではありましたが、費用は高かったけど、前医では見つけてもらえてない転移の状態を見つけていただけたのでセカンドオピニオンを受けて本当に良かったと思いました。

これまでは病気と向き合うことは怖いし、主治医の先生に任せとけば!という考えをしていましたが、自分がこれから受けていく治療のことや病気のことは理解しておくことが大切なんだと思いました。

そして、このまま今のところに通っていることに不安を感じ、セカンドオピニオンをしていただいた病院に転院することになりました。