1.ケアキャップを作るきっかけ

私は、抗がん剤治療時に頭皮冷却をしていて、いつどれくらい髪の毛が抜けてくるのかわからなかったので、抗がん剤治療が始まって髪の毛が抜けてきてからケアキャップについて考えはじめました。

その際、仕事を休職し自宅療養をしていて収入がなく、あまり費用をかけたくなかったので自宅で被るケアキャップは自分で作ることにしました。

2.ケアキャップの作り方

①好きなタオルを準備する。

(私のおすすめはセリアのマイクロファイバーフェイスタオルです。)

②タオルの表面を内側にして二つ折りにする。

縫うときにずれないようにまち針で留める。

③玉結びをしてから、右端の縫いはじめのところが破れにくいように何回かかがり縫いする。

④左端まで本返し縫いをする。

⑤左端まで縫ったら左端も何回かかがり縫いをして、玉止めをする。

⑥タオルを横にして縫った場所が真ん中に来るように置く。

⑦タオルの左側の端を内側に向かって折る。

右側を同じように折る。

⑧ずれないようにまちばり針で留める。

⑨玉結びをしてから右端を何回かかかがり縫いする。

⑩左端まで本返し縫いをする。

(中央の縫ったところは開いて一緒に縫う)

⑪左端まできたら、何回かかがり縫いをして、玉止めをする。

⑫裏返したら完成!!

3.使ってみた感想

縫い目が出ているので当たって気になるかと思ったのですが、私は意外と気にならないし被ったまま寝ることが出来ています。

髪の毛がないので被ってると暖かいし、髪の毛が落ちにくいです。

外に被って出て行くには使えないけど、自宅や入院中に被る分にはとても満足しています。

唯一デメリットをあげるなら、生地が厚いので縫うときに手が疲れることです。

ただ、自分の好きなタオル(生地)で安く作れるので、私は作ってよかったと思っています。

意外と頑丈で乾燥機にかけても破れていないこともよかった点です。